職場での上司と部下からの恋愛

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学生までの出逢いと比較すると社会人になってからのそれは質はともかく量は激減するのが一般的。

かつ狭いコミュニティに限定されてしまう。

コミュニティとはいわゆる勤務する会社。心理学でも単純接触回数が多いほど人は好意を抱きやすいという論文もあるくらいです。

私の場合も御多分に漏れず社内でした。相手は5歳年下。年度替わりの月、彼女にとっては初めての異動で私がグループ長をしている部門へと配置転換になりました。

つまり上司と部下、よくあるパターンです。

彼女にとっては全く新しい仕事ということで早く馴染もうと分からないことがあれば質問に来る積極的にコミュニケーションを取る性格、それでいて媚びていない、とにかく頑張り屋さんというのが第一印象で好感を持っていました。

またグループ全体の年齢も近いこともあり、週末の飲み会や資格取得のセミナーを見つけてきては有志で参加、

上司部下といえどもそこは切磋琢磨して合格という目標に向かって勉強することもありました。

そのセミナーの最終日、試験日も直前に迫ったときのことです。

いつもは会場までみんなで乗り合わせて行くのですが、その時はたまたま他のメンバーが仕事が押していることもあり、彼女と2人で行くことになりました。

そして授業も終了、形ばかりの修了証書をいただき、あとは自主勉で試験に挑むだけです。その帰り道、いつもは積極的に話しかけてくる助手席からあまり返答がありません。

そしていつもの集合場所までの距離が直前に迫った頃、一言「なんか、寂しいです」。

「そうやね」といつもの調子で返事したつもりでしたが何となく重い空気。

車が停車したとき、彼女からさらに追加で一言。

「好きです」そして唇にキスしてきました。

その時、僕も無意識に抱きついていました。どれぐらいの時間が経過したかは分かりませんが、長く感じました。

これは好感というものではなく、好きって感情があったんだな、と鈍い僕は気づきました。

そしてホテルにいきアナルをなめてもらったり最高のときをすごしました。

その後無事合格を果たし、祝勝会も開催、以前と同じように接しているつもりでも、2人のパーソナルスペースは狭くなっていたのでもしかしたら勘がいい人なら気づいていたかもしれません。

僕が退職してからは仕事を頑張っている話は便りに耳に入ることはありますが、今はいい思い出として胸の中に閉まっています。もう再度開くことのないように自制しながら。

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